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ホームColumn Backnumber> 応募資格と年齢の関係について
 応募資格と年齢の関係について
2003年7月5日
今回のコラムでは、IT業界の中途採用求人情報における応募資格と年齢について考えたいと思います。
□■
中途採用人材を募集するにあたって求人企業が対象年齢層を想定する背景
最初に、IT業界に関して、企業が中途採用人材を募集するにあたって、対象年齢層を想定する背景にあるものを列挙してみます。
☆☆☆
・ビジネスマンとして一応の訓練を経た、25、6歳までの若手を採用して育てたい。
・即戦力として、3年以上の経験のある人材を採用したい。
・過去の経験則から、自社の職場風土に馴染んでもらうには、32歳位までが限界であると考えている。
・同様に、新しい仕事のやり方に適応してもらうためには、30代の後半位までが限界であると考えている。
・社員の年齢構成が若く、課長、部長クラスも35、6歳なので、35歳位までを対象にしたい。
・マネージャ候補として採用したいので、他社での実績からマネージャ資質を判別できる38歳くらいまでの方を採用したい。
・ビジネスチャンスが広がり、大規模プロジェクト、大型商談が多いので、業界を代表するような人材であれば40歳くらいまでは構わない。これは、従業員数もある程度の規模をもっており、かつ成長力のある、懐の深い会社によくみられます。
・シニアマネージャとして採用したいので、45歳位までの方を対象にしたい。
・役員クラスとして採用するので、40代後半までは、可である。
・社長として採用するので、50代前半までを対象にしたい。
・本当は年齢が上でも良いのだが、人件費を一定の範囲に抑えたい。
☆☆☆
以上のように、求人企業は人材ニーズ、採用目的に応じて、対象年齢層を設定している訳です。この他にもいろいろな理由から年齢要件が設定されると思います。
IT業界の中途採用求人情報で、最も多い対象年齢層は、25歳から35歳位までの年齢層です。応募資格年齢の記載例としては、マネージャ職を除けば、「25歳から35歳位まで」、「24歳から28歳位まで」、「25歳から32歳位まで」、「30歳から39歳位まで」といった記載例が多く見られます。ときおり、「45歳位まで」という求人情報もあります。
■□
対象年齢の意味するもの
求人企業は、自社のその時々の人材ニーズや採用目的に応じて、年齢層を設定します。年齢要件の意味するところを、たとえば、「25歳から35歳位まで」という求人情報を取り上げて考察してみましょう。下限年齢として記載されている25歳の方については、記載されているスキル・経験について、最低限を満たしていれば可能性がある訳です。上限年齢として記載されている35歳の方については、記載されているスキル・経験についてベストのものを要求されると思います。以上は当然のことですが、求職者の方々が一番関心のある問題の一つとして、では、その年齢を上回っている場合、あるいは下回っている場合はどうなのか、ということが挙げられると思います。
□■
対象年齢を上回っている場合でも選考対象になる可能性はある
ここでは、上の例で、36歳を超えた場合にはどうかということに言及してみます。
対象が、マネージャ職でなくスタッフ職である場合には、受け入れ側のマネージャの年齢が重要な要素になるときがあります。受け入れ側のマネージャの年齢が36歳であれば、できるだけこのマネージャよりも下の年代を採用したいということになります。しかし、このような制約がない場合には、求人企業によっては、プラス4、5歳位は、選考の対象にしてもらえる可能性のあるケースも多いのです。上限年齢を上回っている場合でも、候補者の能力、経験、ビジネスマンとしての総合力等、人物次第で可能性はあります。私どもでは、それぞれの企業にたいする紹介活動の経験から、上限年齢を上回っているケースでも、推薦させていただくことが多々あります。これは40歳位までと定義されているケースでも同様です。
また、下限年齢を下回っている場合においても、想定年齢は一応の目安であるケースが多いということを付記しておきます。

2003年7月5日
株式会社ジョイフル
代表取締役・コンサルタント 竹上 勝


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